人類学者・岬久美子の殺人鑑定7

  • 2019.06.28 Friday
  • 21:09

【出演】 大塚寧々、戸次重幸、市毛良枝 他

【放送】 2017年(テレ朝)

 

廃工場で発見された人骨は一年前に失踪したガラス工房の社長だった。老夫婦と社長のかつての恋人。殺害動機は三角関係のもつれなのか? 骨が語る真実を暴く骨鑑定ミステリー。『人類学者・岬久美子』シリーズ第七弾!

 

城徳大学の准教授・岬久美子が発掘された人骨や土器から当時の生活を再現するイベントが開催される中、なかなか買い手のつかない廃工場で人骨が発見されていた。第一発見者は不動産会社の社員。早速、警視庁捜査一課の資料班から自らが指揮をとる班長となった加治川法雄とその部下、二階堂達也、守屋直樹らが現場へと駆け付ける。人骨の状況を見た二階堂は首を吊った形跡がある事から即座に自殺と判断するが、加治川は久美子に鑑定を依頼すると譲らず、渋々二階堂が人骨を久美子の研究室へ運ぶ事に。ところが何故か二階堂は久美子に対してやたらと素っ気無い態度をとり、鑑定結果を急がせるばかり。挙句の果て、この写真の男じゃないかと写真を取り出し、一致するとさっさとその男が誰なのかも告げずに去って行ってしまった。あまりの態度の悪さに腹を立てた久美子だったが、乗りかかった船だけに放ってはおけない。詳細な情報を聞き出そうと捜査本部へと向かう。実はこの人骨は廃工場から二キロしか離れていない高倉ガラス工房の社長・高倉徹郎だった。一年前から行方が判らなくなり、妻の豊美子が捜索願を出していた。加治川から事件の情報を入手した久美子は、目を合わせようともせずやたらと鼻を掻く二階堂の癖を見てはっと思い出す。二階堂は久美子の幼馴染みだったのだ。

 

土曜ワイド劇場から始まったこのシリーズも土曜ワイド劇場が無くなってしまった今、なかなか新作を拝めない状況にある。そんな中で昨年久々に第六弾が放送され、このドラマはその一年後の放送となった。最先端科学で事件の謎を解く現代の殺人事件物とは大きく異なり、人類学者が人骨から知識を活かして人骨の生存の姿や殺人事件の真相を導いていくスタンスはレトロ感が漂う。しかし昔のミステリーを知っている人には懐かしいの一言だろう。このドラマシリーズが続いているのはそんな背景あってのことなのかも知れない。

 

さて、今回はこれまで出世とは無縁だった久美子のファンの加治川がついに出世を果たしている。またそれに伴い、加治川の部下として久美子の幼馴染み設定の二階堂が登場する。しかしこの新キャラは最初の久美子に対する態度の悪さは何処へやら。途中からはすっかり一致団結して事件の謎に迫っている。ただこの二階堂の存在が、逆に元からいる加治川と守屋の存在感を薄れさせ、特に守屋は脇役どころか顔を拝める機会すらレアである。うーん、これはメインキャラの世代交代か?と思わせるドラマとなっていた。

 

しかし他のドラマシリーズもそうなのだが、開始から何年も経てば当然主人公の年齢も高くなってくる。そうなると必然的に登場する人物の年齢もあがってしまうものである。今回のドラマはそれが顕著で、ちょっと絵面が悲しい展開だった。

 

満足度は★★★

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