人類学者・岬久美子の殺人鑑定8

  • 2019.07.07 Sunday
  • 21:36

【出演】 大塚寧々、キムラ緑子、金井勇太 他

【放送】 2019年(テレ朝)

 

殺害された老人が抱えていたバッグの中には人骨が入っていた。この人骨は誰の物なのか?骨が語る真実を暴く骨鑑定ミステリー。『人類学者・岬久美子』シリーズ第八弾!

 

城徳大学の准教授・岬久美子が帰宅を急いでいると見知らぬ人物から急に呼び出しがかかる。電話で指定された青嶋学園の初等部建設予定地に行ってみると、老人がバックを大事そうに抱えて何者かに殺害されていた。もう少し早く駆け付けていれば、老人は死ななくても良かったのでは無いかと久美子は後悔の念に苛まれてならない。久美子からの通報で駆け付けた警察が現場を調べていると、老人の抱えていたバッグの中から人骨が出て来た。久美子の幼馴染みで、警視庁捜査一課の二階堂刑事は嫌々久美子に人骨の鑑定を頼む。しかし頭蓋骨は下半分しかなく、人物の特定には至らない。おまけに事故か他殺かの特定も出来なかった。しかし人骨はかなり昔に骨折した形跡が体の至る箇所に見られ、複雑骨折した肩の骨にはネオボーン(人工骨)が移植されている事が判った。一方、警察は被害者の老人・宮部保昭が青嶋学園の理事長・青嶋都和子に「彼を殺したのはあなたですか?」と迫っていた事実を掴んでいた。都和子の一人息子・光留が行方が判らない事から、人骨が光留の物では無いかと睨むが、都和子は光留がアメリカに留学中だと主張し、人骨と光留の関係性を否定する。

 

親子の愛情をテーマにしたドラマで、親は完璧な人間ではないのでどんなに愛情を持って子供に接していても自分の子育ては間違っていたのだろうかと考える事もある。それを強く出したのがこのドラマであり、今回の事件の根本にある問題点である。それだけ聞いていれば確かに感動的な内容のドラマだろうと思われるのだが、最終目的は親子関係の修復ではなく殺人事件の解決であるため話はちょっと違って来る。ドラマの大半が青嶋親子や光留と宮部の関係の調査に費やされる内容であったにも拘わらず、真犯人に繋がる情報は何一つ出て来ない。解決編になっていきなりと言うのは完全な肩透かし。実際、このドラマはそうだった。犯人に繋がる何の伏線もなく、解決編でそれまで出て来なかった新事実を出して犯人特定というのは幾ら何でも酷くはないだろうか。

 

骨の鑑定という特定された分野の作品だけに既にネタ切れであるのをひしひしと感じる。シリーズ物と言ってもかなりの間隔を空けて続ければ当然ながら出演者の年齢も上がり魅力は半減する。惰性で続ける意味があるのかどうか疑問になる。今回主演の大塚寧々を見ていてそれを強く感じた。

 

満足度は★★★

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