ボイス 110緊急指令室

  • 2019.10.02 Wednesday
  • 18:37

【出演】 唐沢寿明、真木よう子、増田貴久 他

【放送】 2019年(日テレ)

 

絶対音感を持つ緊急指令室の室長と彼女のミスで妻を殺害された敏腕刑事が組んで、緊急を要するSOSに対応していく。頼りは電話から聞こえる音だけ。緊急指令室の活躍を描いた刑事ドラマ。原作は韓国ドラマ『Voice』シリーズ。

 

2016年、横浜埠頭では犯罪グループが取引を行う現場を取り押さえようと港東署強行犯一係が張り込んでいた。本部の指令を待って突入する予定だったが、気の逸る『ハマの狂犬』こと樋口彰吾係長は待ち切れず部下に犯罪グループへの突入を宣言し、自ら率先して犯人グループと格闘していた。その時、妻・未希からの着信があったが業務を優先した。同じ頃、緊急指令室に女性の声で助けを求める電話がかかっていた。応対した橘ひかりは電話越しに相手を落ち着かせて居場所を確認しようと躍起になっていた。しかしその女性は何者かに追われている様子で途中で通話が切れてしまう。ひかりは相手の状況を考えて再通話を躊躇うが、上司が再通話を強要し、その結果、通話の際のコール音が鳴ったせいで女性は追って来た何者かに発見され無残にも殺害されてしまった。完全な上司の判断ミスだったが、卑劣にも上司は全ての責任をひかりになすりつけた。犯罪グループを一網打尽とした彰吾は部下達と祝杯をあげている最中、未希の訃報を聞き愕然となる。元の形が判らない程に殴打された未希の遺体と対面した彰吾は復讐に燃え、強引な手段で容疑者に名前の挙がった相良を逮捕する。一か月後行われた裁判ではひかりが証言台に立ち、未希との通話中に聞いた声と相良の声が違うと証言する。証拠として未希とひかりの通話記録が法廷に流されるが、肝心の犯人の声は記録されていなかった。あれから三年が経ち、彰吾は交番勤務に異動になっていた。かつての強行犯係で活躍していた姿は見る影もなく、同僚からは見下され、唯一かつての部下・石川透だけが彰吾の身を案じていた。一方、ひかりは自ら希望を出して港東署の緊急指令室室長に就任し、早速被害者を迅速に救出するためのチームECUの設置を警察幹部に要請していた。幹部達が緊急指令室を視察中、男に誘拐された女性からの助けを求める電話がかかってくる。

 

緊急指令室が舞台の作品だけに、どの案件も緊急性が求められ終始緊迫感のあるドラマである。電話から聞こえて来る声と音を頼りに状況を判断し的確な指示で動かなければならない。一つ手違いがあっただけでも助けを求めて来た相手を死なせる事もあるのだ。

 

そんな鬼気迫る状況の中で進んでいるドラマであり、しかもその中心となって動いている人物・橘ひかりと樋口彰吾の二名は何れも三年前に大切な家族を失っている。それ故、緊急指令室の必要性が身に染みて判っているのである。それぞれの案件に対応するECUのチームワークを見つつ、橘と樋口が家族を失った事件を三年の時を経て解決するまでを描いている。サスペンス要素満載のドラマだけに一度見たらついつい先が気になってみてしまう中毒性がある。

 

ドラマの内容はともかく、とにかく言えるのは伊勢谷友介演じる雫の狂気のド迫力につきる。そもそもケトルベルを自由自在に振り回すなんて誰が考えたのだろうか?しかも血や髪の毛がついたままの状態でコレクションにしているし。サイコパス演出が半端じゃない。正直、雫の絶対的な存在感がドラマの後半は主役を凌駕してしまった感じさせする。雫の狂気が晒される度にこのドラマの面白さが増幅していった。

 

満足度は★★★★★

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