臨床犯罪学者 火村英生の推理2019

  • 2019.10.04 Friday
  • 12:51

【出演】 斉藤工、窪田正孝、高橋メアリージュン 他

【放送】 2019年(日テレ)

 

犯罪に魅入られた臨床犯罪学者が助手であり親友でもある推理作家を従えて難事件を解き明かす連ドラ『臨床犯罪学者 火村英生』の一夜限りのスペシャルドラマ。原作は有栖川有栖著の『ABCキラー』。今回もhuluにてオリジナルストーリー『狩人の悪夢』が配信された。

 

英都大学の准教授・火村英生はシャングリラ十字軍の指導者・諸星沙奈江を取り逃がしてからずっと部屋にこもりがちだった。彼女から火村が人を殺したいと思った事のある人間だと指摘されたあの瞬間が未だに鮮明に頭にこびりついている。ある日、火村の下宿に推理作家の有栖川有栖が訪ねて来る。しかし火村は一向に部屋から出て来ない。大家の篠宮時絵の話では大学の講義だけは穴を開けずに出掛けるものの目の輝きが無いという。そんな中、思いがけず警察から捜査協力依頼が舞い込み、二人は揃って大阪府警の捜査本部に出掛ける。現在、兵庫県では至近距離からこめかみを銃で撃たれる事件が相次いで起きている。最初の被害者はフリージャーナリストの浅倉一輝。兵庫県尼崎市の高架橋の下で発見された。次は会社員の番藤ロミ。尼崎市さほど離れていない大阪府尾藤町で発見された。この二つは同一犯の犯行であると警察は見ていた。また大阪府警に『ABCキラー』と名乗る人物から警察及び火村に宛てて挑戦状が送られてきていた。これらの情報を聞いている内に、有栖はアガサクリスティ―の『ABC殺人事件』になぞらえていると騒ぎ出す。ところが火村は模倣犯と決めつけるのは時期尚早であり、挑戦状が事件の後に送られてきているという点を不審に思っていると見解を述べる。

 

何故にこのドラマの続編が制作されたのかがまず第一の謎である。おそらく原作となる火村のシリーズの新作が出たのでドラマも作ってしまえという流れでは無いかと思われるが、中心となる二人がどちらも人気のある俳優なので、連ドラにはならずとも改編期の穴埋めには丁度良かったのでは無いかと勘繰ってしまう。実際、内容はと言えばたった放送時間三十分に凝縮されている事もあって、何だこれは?というような陳腐な出来。無理矢理三十分にまとめました感が出ていてどうにも感情が入っていかないのだ。

 

それにしてもこのお手軽ミステリー感は如何ともし難い。内容的にはもっとシリアスになっても良さそうなものなのだが、火村は淡々と事件を追っていくだけだし、相棒の有栖川は何を言ってもライトで空回り。せっかくのABC殺人事件の見立て設定が泣けてくる。

 

満足度は★★★

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