まぶしくて −私たちの輝く時間−

  • 2020.06.24 Wednesday
  • 15:14

【出演】 ハン・ジミン、ナム・ジュヒョク、ソン・ホジュン 他

 

時を戻す対価に人生の殆どの時間を失ってしまった女と輝かしい時間を無気力に生きる男。異なる時間を生きる二人の男女のラブストーリー。

 

キム・ヘジャはアナウンサー志望の平凡な25歳。5歳の頃に海岸で時を戻せる時計を見つけて、時々時間を巻き戻しながら生きていた。しかし時間を巻き戻した副作用で人より早く成長してしまうと知り、時計は封印する事にした。兄の友人から声が綺麗と褒められた事からアナウンサーを目指したものの、未だに公共放送を読み上げるくらいの仕事しかしていない。ある日、大学の放送部の飲み会に参加したヘジャは既にアナウンサーとして活躍している後輩からジュホンが帰国したと聞かされる。ジュホンはヘジャの初恋の人だが、飲み過ぎて告白は台無しに。その後、ジュホンは従軍記者となって海外に発ってしまった。もう一度ジュホンに会いたいと思ったヘジャはジュホンが参加する合宿に顔を出す。しかし飲み会の後、ジュホンが連れて来た従軍記者志望のジュナにアナウンサーとしてどれだけ努力しているのか問い質され、自分の未熟さを指摘されたヘジャは一人悔し涙を流す。

 

25歳の女が何度も時を巻き戻した結果、老人になってしまった。そんなコメディーのような展開で始まるドラマであるが、何故こんな風に時を戻せるのか、そして選択肢を間違わなければどんな結末になっていたのか、常に疑問が湧いてくる内容で話が進んでいく。このままヘジャは年寄りのまま生きていくのか? すぐ近くに愛するジュナがいても気付いては貰えない。何もかも失って人生を無気力に過ごすジュナの力になってあげることすらできない。そんな苦境を老人となったヘジャが老人となったままの自分で道を切り開いていく逞しさを示すドラマかと思いきや、終盤まさかの真実が襲う。完全にどんでん返しを狙った作品で、確かにそれまでの辻褄の合わなかった出来事もその時点でジグソーパズルのピースがはまったようにああ、そういう事だったのだと納得させられてしまう。そして語られる真実の物語は涙無くしては見られない家族愛の詰まったドラマである。

 

タイムリープのドラマは昨今珍しいものではない。このドラマもそういった流行に乗ったものかと思って見ていたのだが、それを逆手にとった話の構成が見事だった。何度も過去を繰り返して望んだ未来を迎えるご都合主義の展開になっていなのがこのドラマの良さではないだろうか。年老いたヘジャを演じるキム・ヘジャの可愛らしいお婆さんが特に印象深かった。

 

満足度は★★★★★

にほんブログ村 テレビブログ 推理・サスペンスドラマへ
コメント
コメントする

calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< October 2020 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered by

無料ブログ作成サービス JUGEM