悪霊の住む家

  • 2012.05.24 Thursday
  • 13:17
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
 
【出演】 あおい輝彦、山本学、松原智恵子 他
【放送】 1980年(テレ朝)

夫の上司の卑劣な行為に追い詰められた妻の逆襲。家庭を守ろうとした妻の葛藤を描いたサスペンス。原作は草野唯雄著の『死の家の挿話』。

気弱だが優しい夫と子供に恵まれ平凡でも幸せな生活を送っていた女だったが、ある日夫の上司に目を付けられた事から悪夢の日々が始まる。上司は女に肉体関係を迫り、強引に思いを遂げてしまう。その後も夫の昇進をちらつかせては女の自宅にまで押しかけ関係を迫るようになる。とうとう我慢できなくなった妻は上司を殺害し、床下に遺体を埋めてしまう。

憎い相手とは言え、死体が自宅の床下にあると知りつつまともに生活出来るものなのだろうか?ドラマでは殺害して床下に埋めたまでは良かったものの、やはり下に遺体があると思っただけでその部分の畳を踏めなくなったりと、見えない恐怖に震える妻の姿を中心に進行していく。そのため恐怖サスペンスの匂いが非常に濃厚なドラマとなっている。

ところがそれだけで終わると思ったら大間違い。最後にはこれはれっきとしたミステリーなのだと言わんばかりのラストが用意されている。そしてその結末に込められた様々な思いが溢れ出てくる非常に味のある作品に仕上げられている。逆にタイトルから連想して『エクソシスト』のような怪奇ドラマと思ってみると騙された気分になるかも知れない。

悪事を全て覆い隠すのは容易なことではない。特に善良な人が罪を犯してしまった場合、完璧に見えてもどこか些細な箇所に綻びが生じてしまうものである。ドラマを観ているとそんな教訓が脳裏に浮かぶ。こんな風に事件に発展してしまったものの、最初から警察に届けていれば良かったのではないかと思わずにはいられない。被害者の上司に非があるのは目に見えているだけに・・・。

満足度は★★★★
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