名探偵明智小五郎 地獄の道化師

  • 2012.08.16 Thursday
  • 17:08
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

【出演】 陣内孝則、黒田勇樹、野村真美 他
【放送】 1994年(フジ)

「お前にこの世に絶望した人間の気持ちがわかるか!」

姉を殺害された美しい女性に道化師の魔の手が迫る!お馴染み名探偵・明智小五郎が奇怪な事件を暴くシリーズ第一作。

このドラマは明智小五郎の活躍を彼を師と仰ぐ小林少年の目を通して描く構成になっている。原作は江戸川乱歩著の『地獄の道化師』。江戸川乱歩の作品には二種類のバージョンがある作品が幾つかある。このドラマで使用されているのは子供向けに書き下ろされた方の『地獄の道化師』。子供向けのバージョンには小林少年と怪人二十面相が登場する。

怪人二十面相に襲われた小林少年は颯爽と現れた明智小五郎に命を助けられる。みなしごの小林少年は明智に憧れ、明智の元で働くようになった。ある日、石膏像を乗せたオープンカーが事故を起こす。警察が駆けつけた時には運転手はその場から逃げ去った後だった。残された石膏像から血が流れ出ていた事から、警察は像を解体。するとその中から顔を潰された女性の全裸の遺体が!事件に興味を持った小林少年は独自調査を始める。

ドラマのオリジナル設定として、明智小五郎は既に結婚しており、小林少年は明智夫妻が面倒を看ている子供のような存在になっている。また遺体の身元を特定する身体的特徴も原作とは違い刺激の少ない特徴に変更されている。これはテレビ向けに配慮された結果かと思えば、要所要所で女性の全裸が登場したりと良く判らない配慮のされ方である。

さて事件は白骨像から身元不明の女性遺体が発見されたのを皮切りに第二、第三の殺人事件へと発展する。被害者には何故か地獄の道化師の人形の存在が!世間を震撼させる地獄の道化師の正体は果たして・・・。

原作通りの昭和初期を舞台にしているだけにドラマに趣があるし、現代では決してあり得ない設定も不自然さなく表現出来る強みがある。但しやはりエンターテイメント性の強い作品なので、テレビドラマでありながら舞台の演劇を見ているような感覚に陥る。何があろうとこれは娯楽作品なんだと構えてみれば楽しめるドラマである。

満足度は★★★★★
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