父にかかる電話

  • 2012.08.19 Sunday
  • 13:50
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

【出演】 鶴田浩二、中井貴恵、田中隆三 他
【放送】 1985年(日テレ)

一本の間違い電話が定年間近の老刑事を罠に陥れる。幼児誘拐事件の背景に潜む復讐劇。原作は梓林太郎著の『父にかかる電話』。

三立商事専務の孫の誘拐事件が発生し、犯人から身代金を要求される。事件を担当した刑事の茂竹は早速現場へ向かおうとするが、その矢先、突然高桑光枝という女から子供を人質に立てこもっている男がいると通報が入る。彼女は茂竹が先日会った間違い電話の相手だった。光枝の目撃証言によれば子供は誘拐された子供と特徴が一致する。後輩刑事を伴って立てこもり現場へ直行した茂竹は、立てこもり犯が拳銃を持っていると聞いて裏口から侵入。暗闇の中に銃口が見えて後輩刑事が発砲。ところが灯りを点けると犯人の姿はなく、撃たれた子供が横たわっていた。

このドラマは一人の女の復讐劇を追う一方で、高度経済成長時代のサラリーマンの悲哀が溢れ出ているドラマである。終身雇用が当たり前の世の中。働き盛りの男達は会社に忠誠を尽くし、社内での地位に固執する。実際そういう男達がその時代には大勢いた。しかしその結末が家族にもたらす物は必ずしも幸福とは限らない。誘拐事件の背景にある復讐劇はそんな悲惨な結末を背負った女なのである。

女の刃は老刑事・茂竹へも飛び火する。あと五カ月で無傷の定年を迎える茂竹を誘惑し、利用し、転落させようと刃を剥く。憎悪と悲しみに閉ざされた女の心を茂竹がどう変えていくかが見所となっている。

それにしても中井貴恵は肌露出を極力避ける女優のようである。他のドラマや映画でもそうなのだが、せいぜい脱いでもロング丈のスリップ止まり。しかも肩紐が外れた程度で終わりとは・・・。その状況では明らかにもっと露出があってもおかしくない、むしろ露出していないと不自然なだけにどうしてもその部分が気になってしまう。

満足度は★★★★
岩崎宏美
ビクターエンタテインメント
(1995-12-01)

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コメント
コレもBSでやってたのかな?(゜o゜)、、、、コレは俺〜知らない!(^o^;)、、、、σ(^_^;)?てか 鶴田浩二さんとか中井貴恵さん!懐かしいですねぇ〜〜〜!^^;、、、、、、
  • でんちゃん
  • 2012/08/22 11:22 PM
>でんちゃん様へ

コメントありがとうございます。

ご推察の通りBSで放送された火曜サスペンス劇場の再放送です。

随分珍しいキャスティングだと思いながら見ていました。主演の二人だけでなく、端役に至るまで大御所揃い踏みでビックリさせられ遠しでした。
  • 梔子
  • 2012/08/23 1:01 AM
はじめまして。日本映画チャンネルで、昨年と本日、こちらで紹介されるドラマを見ました。
おばさんになった自分は、歳をとった鶴田氏しか知らないのですが小さい頃からなぜか渋い(今なら「枯れ専」というのかしら)俳優さんが好きで、気になった俳優さんの一人でした。
面白い設定のサスペンスドラマであり、実際にこんな復讐劇を考える人がいるかもしれないなあと思いました。
肌の露出についてですが、個人的には見せる見せないというよりも、同性の自分からすると、中井さんはあんまりセクシーに感じません。だから、むしろ、見なくてもいいなって、思ってしまいます。なんて、ただの個人的な好みですね。ふふ。
  • とんこ
  • 2020/03/02 11:28 AM
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