女王蜂

  • 2012.10.18 Thursday
  • 17:15
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

【出演】 古谷一行、墨田ユキ、沢田亜矢子 他
【放送】 1994年(TBS)

大財閥の美しい令嬢の周囲で次々起きる連続殺人事件の謎に金田一耕助が挑む本格ミステリー。TBSの金田一耕助傑作推理シリーズ第十九弾。原作は横溝正史著の『女王蜂』。それまでこのシリーズではお馴染みの等々力警部役立ったハナ肇が逝去したため、亀井警部こと名古屋章にキャスティングが変更されている。

500年以上昔、奈良の山奥で凄惨な事件が起きた。大道寺家の祖先・山城の国の豪族大納言今出川は月琴を弾きながら恋人との逢瀬を楽しんでいた。その場へ乗り込んだ正室の孝子が鬼女となり、刀で斬りつけたという。金田一耕助は加納弁護士の依頼で月琴の里にある大道寺家を訪れていた。大道寺欣造は金田一に脅迫状めいた手紙を見せる。そこには大道寺智子は男を狂わす女王蜂だと書かれていた。実は智子には三人の男性と縁談話があり、その男性達にも同じ手紙が届いていた。

500年前の言い伝え(孝子伝説)はこのドラマのオリジナル設定で、横溝正史作品には確かにこうした言い伝えになぞらえた事件を扱う印象的な作品があるのは事実だが、他作品と同じような絡め方は戴けない。おまけにお堅いはずの秀子がこのドラマでは魔性の女に。おいおい何人の男を誘惑すれば気が済むんだい!その上、欣造は乱交パーティーに興じるわ、娘にまで手を出すわ、どこまで好き者なんだか。うーん、著しく原作の世界をぶち壊している気がする。見る場面見る場面「あちゃー」と目を覆いたくなるような改編(怪編?)にもはや開き直って見ない事には耐えられない状態。

序盤からかなーり嫌な予感が拭えない内容だと思っていたら、案の定、途中で原作の犯人が死んでるし・・・・。もしやこれは『女王蜂』のパロディーなのだろうか?

さてぶち壊れたストーリーはともかくとして、このドラマの一番の謎は果たしてこのドラマに金田一が必要だったかどうかである。

満足度は★★★
横溝 正史
角川書店(角川グループパブリッシング)
(1973-10-15)

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